最新の受賞実績
第7回 流山市景観賞 建築物部門 受賞
空居間(そらいま)の街 流山おおたかの森
流山市景観賞とは、良好な景観の形成に対する市民意識の高揚を図るため、歴史的・文化的な建築物、工作物や街並みなど、良好な景観の形成に寄与していると認められてるものを、流山市景観賞として表彰するものです。
「空居間(そらいま)の街 流山おおたかの森」は「空」「光」「緑」を建築内部に取り込み、ソラが暮らしに溶け込むような空間づくりを目指しました。細部にまで植栽を施すことで街全体に緑を増やし、流山おおたかの森の豊かな緑と調和させることで流山市が取り組んでいるグリーンチェーン戦略とリンクした緑豊かなシーンを生み出す住宅が完成しました。
グッドデザイン賞2021 受賞
空居間(そらいま)の街 流山おおたかの森
空を暮らしに取り込む
内部と外部の心地良いつながりをつくる
敷地はTX流山おおたかの森駅徒歩13分、当分譲地と同規模の敷地でほぼ均一に区画整理された新興住宅街の縁に位置しています。
リビングや庭からの景色。街を歩いたときの風景や自然の恩恵・近隣同士の暮らしぶりが垣間見れる伸びやかな郊外の暮らしを考えたとき、平面的な広がりだけでなくオープンカーのような垂直的な自然の広がりを取り込んだ「空」を身近に感じる暮らしは、新しい居心地やつながりを提案できるのではないかと考えました。
グッドデザイン賞2021 受賞
居・巧・唯(イ・コ・イ)の家
プライベート性と開放性の両立
集まって住まう距離感
一般に分譲住宅は、場所、広さ、プラン、価格等の数量的指標で評価されることが多い。それらを重視した結果、経済合理性に則った居住空間の過密化や、コストやプライバシーを過剰に追求した閉鎖的な箱型住宅が量産される傾向にある。
この状況に対し、居住空間をプラス方向に導く都市型居住の在り方を再考した。これまで重視されてきた数量的指標に加えて、情緒的指標として「距離感」に着目した。3つの「庭」が、例えばカフェにおける他者との距離感のような、自然な距離感を生むことで街を紡ぎ、その街が周辺環境に滲み出すことで緩やかに界隈性をもたらす空間の構築を目指した。
グッドデザイン賞2021 受賞
Boderless(ボーダレス)な家
家・庭・カーポートの境界をなくした
自由度の高い暮らし
昨今のライフスタイルの変化により、これまでの住まいに必要であった「食・寝」の要素に「寛ぎ」が加わり、更に「働・学・遊」といった要素も求められるようになった今、住宅は住む人の発想によって自由な使い方が想定される。そこで増えた要素に合わせて単に空間を追加するのではなく、その場の要素を時と場合によって切り替えることで、同じ広さの中でも自由な暮らしが可能になると考えた。また住宅の設備環境についてもIOT化やWi-Fi環境の定着化が広まり、どこからでも自由に操作できる環境になった今、その日の気分や状況に合わせて自ら移動し、目的に合わせて自由に居場所をつくることができる。また空間の自由だけではなく、庭空間も日常の暮らしに取り込むことにより、自然に触れて癒されてその解放感から心も自由になれると考えた。以上を踏まえて、今の暮らしにもかつ時代の変化にも柔軟に対応できる「ボーダレスな家」の提案を行った。
第15回キッズデザイン賞 受賞
FREE-IMA(フリーイマ)
子どもの好みや成長に合わせて自由にアレンジできるフリースタイルな居間です。
住む人の自由な発想や永い人生で変化する状況に応じて簡単にアレンジでき、ちょっとした工夫で一人一人のニーズに応え、広場のように人々が集まり、思い思いのことができる空間を提案。子どもの成長や現代のBEYOND COVID-19に向けて、日々の時代の変化に対応でき、人生100年時代へと向かう未来に、いつまでも楽しく笑顔が溢れる家が今後の住宅のスタンダードになることを願い描きました。
過去の受賞歴
2020年 | 【まちの間 南流山】 グッドデザイン賞 受賞 |
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2019年 | 【庭間(テーマ)のある家】 グッドデザイン賞 受賞 |
2018年 | 【庭廊(ニロ)の私邸】 グッドデザイン賞 受賞 |