空間(宝箱) ⇔ アレンジ・コネクト ⇔ 緑
Architect Designer | 工藤 (KUDO)
1,000棟の経験から導かれた3つの本質
私は20年間、1,000棟以上の分譲住宅を手がける中で、一貫して「家(空間)」と「庭(緑)」が豊かにつながる「家庭」のあり方を追求してきました。私の設計思想は、3つのキーワードに集約されます。
1. 空間(宝箱)× アレンジ
建物という「空間(宝箱)」は、ライフステージの変化に合わせていつでも住まい手が自由に手を加えられるよう、動線を含めてシンプルであるべきだと考えています。 例えば、LDKの境界をなくしたプランテーマ『フリイマ』では、ライティングレール(照明)の配置工夫によって、リビングとダイニングの役割をあいまいにし、住む人がその時々で自由にアレンジできる可能性を広げました。
2. コネクト(つながり)
一戸建てだからこそ味わえる、風通しや外への開放感、そして「ほっとくつろげる余白」を常に意識し、内と外を心地よくコネクト(接続)させます。現在は家と庭だけでなく、ライフスタイルの一部である「車」までを巻き込み、住まい全体をシームレスにつなぐ計画にも取り組んでいます。
3. 緑(街への広がり)
分譲地という環境において、緑は自邸の中だけで完結するものではありません。隣地の建物配置を計算して明るさを確保したり、隣家の木々を「借景」として取り込んだり。敷地を超えて「緑」や「街の抜け感」をつなぐことで、仕事から帰ってきたときに「この街に、この家に帰ってきて本当によかった」と思える風景を描いています。
実際にお客様からその通りの言葉を直接いただいた瞬間が、私の原動力です。これからも、時代が変わっても色褪せない、シンプルで可能性に満ちた住まいを提案し続けます。



