用地開発課:米増 修(宅地建物取引士・秘書検定)

Q

用地のお仕事内容は?

分譲住宅は、まず「土地」がなければ事業になりません。土地を購入するにあたり、どのようにすればお客様が暮らしやすい住宅地となるのか、現地調査、役所調査、相場調査など行い、精査していきます。購入するとなってからも地主様、自治会の方々、業者さんや役所の方などとお会いしながら、様々な方面からの開発・協議を行ってまいります。中でも用地が頭を悩ますのは「区割」です。区割りによって住みやすさや資産価値が変わっていきます。何度も区割りをきってベストな区割りか検討します。「道路」には安全面やメンテナンス面も重要でインターロッキングや滑り止めなどにもこだわっています。開発後、設計に問題なく引継ぎができるように細心の注意を払います。
また建物が完成してからは、実際に住まう方が、住み心地はどうなのか、問題はなさそうなのか確認して、いただいたご意見にも真摯に対応していきます。住宅は売っておしまいではなくそこから長いおつきあいになりますので、用地としてもさらなる向上を図るべく、街の変遷も常に気にしています。

Q

用地の仕事の醍醐味とは?

用地の仕事の醍醐味は「地図に残る」仕事であり「ゼロから街をつくる」ということです。道路・公園・インフラの整備など街の未来を想像し、よりよい街づくりのために開発を進めます。ポラスの分譲住宅ができたことにより、灯かりのいえなみ協定で夜の街も安心感が増した、道が広くなったり、標識が設置されたり、滑り止めができたりして安全面での配慮もうれしい、植栽も多く景観がよくなったなど新たに住まう人だけではなく、周りの方からも喜ばれるときもあり苦労した甲斐があったと感じます。資産価値が向上するからぜひポラスに土地を売りたいといっていただけた時には、ポラスで分譲住宅販売をする上で、用地だからこそできた経験だと強く感じます。
「帰りたくなる街」がポラスが街づくりの中で大事にしてきたことであり、その想いは変わることはありません。

左:企画設計課 西村 馨(二級建築士・インテリアコーディネーター)
右:設計監理課 倉上 薫人(一級建築士・二級建築士・宅地建物取引士)

Q

設計部門のお二人のそれぞれのお仕事の内容は?

西村:用地が仕入をした現場のコンセプトと間取りを決定していくのが企画設計課の主な業務です。よりよい住宅を提供するために用地と一緒に区割りを検討したり、お客様がイメージしやすいようにパンフレットなどの資料を作ったりもします。
倉上:そうして形になってきた間取りを実際に建築基準などの法令に基づき、図面に落とし込み、職人さんや工事監督に引継ぎできるようにするのが設計監理課の主な業務です。お客様の目線と職人さんの目線をもって、実現化していきます。

Q

設計をされる際にどんな点に重きを置いていますか?

西村:分譲住宅は、注文住宅と違い、一棟づつの設計だけではなく、複数棟の設計を一体化しながらの目線も大事です。互いの窓の位置関係などプライベート性を保ちつつ、分譲地全体としての一体開発でつくられる街並や風景を意識し心地よい空間づくりを心掛けています。
倉上:自分は工事監督の経験もあるので、どの経験を活かして、職人さんの意見もききながら 施工性が高く、デザイン性もあり、長い間住まう方が生活しやすく使いやすい住宅となるよう気を配っています。

Q

ポラスガーデンヒルズでは、ポラスの分譲会社でも用地・設計・営業が同じ拠点にあるのがメリットといわれますが、仕事の中でそれを感じるのはどんなときですか?

西村:用地と一緒に区割りを考えよりよい街づくりを考えたり、設計監理課が収まりや構造設計も気軽に相談しやすいので、新たな発想にも挑戦しやすい環境だと思います。
倉上:ラフな状態でプランの相談などもしてもらえるので、設計監理として意見をすることでよりよい設計をつくりあげることができています。お互いの「今」を感じながら日々前進しつつ切磋琢磨しながら分譲住宅をつくっていける環境が整っていると感じます。

Q

なぜポラスに入社されたのでしょうか?

西村:ポラスは、敷いてあるレールを歩いていくというより自由な発想を大事にしてくれる風土があると感じたからです。建築出身ではありますが、人事に出向したりすることで、設計だけでは得られない経験を積むこともできたためコミュニケーション能力も高くなりました。
倉上:私は、その西村さんが人事に出向したときに、ポラスの魅力について話をしていただいたのに魅了されて大学時代にアルバイトとしてポラスにまず入社したんです。アルバイトである一学生の自分に若手だけではなく部長までもが親身に相談に乗っていただけて、幅広く働く人をみながらいろいろ考えさせられました。また業務だけではなく資格試験をとるように協力していただいたりもして、しっかりと資格を取得して働こうという気持ちになりました。宅建や建築士を取得できたのもそのおかげです。企画・設計・監督といった多様な経験を積めるのもグループの一貫施工体制があるからだと思います。店舗の設計までやらせていただいたのも貴重な経験でした。

Q

これからどんな設計士となっていきたいですか?

西村:ポラスガーデンヒルズの良さは、街並と建物が一体化したデザインとなっていて、「街づくり」に対してとても高いレベルでの商品づくりを行っていると思います。グッドデザイン賞・キッズデザイン賞・海外デザイン賞や各市景観賞など様々な受賞物件があり、対外的にも認めていただいていると感じています。こうしたデザイン賞を起爆剤として、さらにお客様にとってここちよい長く愛される街づくりを行っていきたいです。
倉上:お客様から「こだわっている設計箇所が、契約時など目につかないものでも、住んでみると思っていた以上の感動にであえた」とおっしゃっていただくことがありました。また「このプランをみた瞬間に、これがまさに自分が想い描いていた家だった。住まい方を想像しただけでワクワクした」といっていただけた時は、設計冥利につきました。お客様が信頼してお選びいただいた家を裏切らないような設計をし、ポラスの一貫施工体制の中で、その基軸となっていきたいと思います。

営業課:加藤 覚史(日商簿記3級)

Q

ポラスに入社したきっかけは?

小学生のころ実家を建築したことで、住宅業界に興味を持ちました。人と接するのが好きなので、営業職を希望していたのですが、やるなら不動産営業をと思っていました。ポラスの商圏は千葉・埼玉・東京と限定されており、一貫施工体制で、研修制度もしっかりしているのが魅力的でした。大学卒業時には、結婚・出産が具体的に計画があったため転勤があまりなく、家族の時間を大切にできると思ったのも大きな決め手でした。実際に入社してみて親身になって社員教育を行っていただけるのは、想像した以上でした。

Q

ポラスの営業の仕事とは?

お客様にはそれぞれのバックボーンがあり、お客様にあった提案を行うように日々研鑽に励んでおります。時にはお客様に叱咤激励をされながらも、ひとつひとつ大事に、的外れな提案をしないよう気を付けています。お客様は一生の買い物をされるので、信頼が構築されなければ、住宅の購入を自分に託すことはできません。他社との比較や、ローン相談などお客様には正確に、デメリットも含めてお話するように心がけています。ポラスは一貫施工体制で、職業訓練校や大工オリンピックなどで熟練の技を磨くなど営業としては推しポイントがたくさんあります。正直にお話できる不動産を扱っているという自負があります。
また、お客様の声を用地担当や設計担当に届けることも営業の重要な役割です。お客様がどんな住宅を望まれているのかを日々きいているので間取りを設計と一緒に考えたりもします。お引渡し後もカレンダーを毎年お渡ししながら、コミュニケーションをとり、長いお付き合いをさせていただいております。

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ポラスの分譲住宅の魅力は?

天井が高くてゆとりを感じるとお客様からよくおしゃっていただけます。丁寧に家がつくられていて、職人の腕のよさがわかり、引き渡し後もアフター対応がよく安心していただけます。
特にポラスの分譲住宅は、同時入居で、子育て世代が多いので、コミュニティ形成がされやすい街づくりとなっています。「家をかう」というより「街を買う」という感じです。灯かりのいえなみ協定があり、防犯面と景観面が兼ね備えられた街づくりとなっております。デザイン性が高く、もともと注文志向だったけど、ポラスなら分譲住宅がマッチしたのでローコストで夢が実現されたというお客様の声をよくききます。